いけばなのテクニック

切花を長持ちさせる「水揚げ」
幽雅流講習会 花の延命措置の基本~応用知識「水揚げ」より
「花の命は短い」根のある鉢物は別にして、切り花は根が無いので花屋さんで買い求めた花が環境や取り扱い次第で長命か短命か決まります。花を買い求めた後の取り扱い方「水揚げ」をお知らせします。
●「水切り」
その名の通り、バケツなどの水中で茎(切り口)を約2センチ切る。
●「深水」ふかみず
深さのあるバケツなどに、たっぷりの水の中に全てつける。
●「水折り」
水中で茎を折る。
(金属を嫌うものに有効)キ7手んり
●「逆水」さかみず
上下逆さまにして、切り口の方から水をタップリかける。
●「割る」
茎を一文字、十字さらにそれ以上に切れ込みを入れる。
●「塩・一味(唐辛子)」
切り口に塩や一味唐辛子) タバスコ
を擦り込む。紅楽
●「湯揚げ」
熱湯に(15~30秒切り口をつけて切り、その後すぐに水切りをする。
●「アルコール切り」
アルコールの中で切り口を切り直す。
工業用アルコール、焼酎、ウォッカ、テキーラ、ブランディー等。
●「焼く」
切り口をガスコンロや蝋燭の火で炭化するまで焼く。その後水切りをする。
●「ポンプ」
水鉄砲のようなポンプで切り口から水を強制注入する。
●「削る」
鋏やカッターで切り口の表皮を削る。
●「蛇口注入」
切り口を蛇口の中に入れ水を注入する。
●「砕く」
切り口を金槌や木槌で砕く。
●「愛情と激励」
不確かなものですが、何より効果抜群。
花持ちを良くする方法は真色々とありますが、上記の一手間、又は組み合わせての作業はやってみる価値があります。ただ全てに該当しませんし、花の種類や草花、樹木によっては逆効果の場合もありますので、詳しくは花屋さんにお尋ねください。、それでもダメなら寿命と思い、お疲れ様の一言を添えて片付けましょう。
※ 切り口以外に炎や蒸気、アルコールがかかる恐れがありますので、新聞紙等で包みましょう。更にその新聞紙を濡らしておくことをお勧めします。火災等にも十分お気をつけください。
※自己責任にて作業してください。切り傷、やけど、手荒れ、アレルギーにもご注意ください。
